近藤 にこる

代表取締役社長 兼 CEO


2011年2月、愛知県生まれ。中学1年生(12歳)のとき、学校の総合学習をきっかけに起業という選択肢に出会い、2日後には中学校内に全国初となる「起業部」を創部。教育と社会課題を掛け合わせた活動を開始する。中学2年生の2024年5月、生成AI EXPO in NAGOYAにてファシリテーターを務めたことを機にAI分野へ関心を広げ、校内でのAI授業の実施や、小さなカフェで5人規模からAIスクールを立ち上げる。同年7月、個人事業主としてEdFusionを創業。2025年には大阪・関西万博会場での登壇やイベントプロデュース、空きスペースを活用したテクノロジー教育施設「HeroEgg」プロデューサー就任など活動の幅を広げ、年間104回の登壇を通じて講演・ワークショップを展開。AIを活用した教育ワークショップ「Butterfly Base」が評価され、文部科学大臣賞を受賞。2026年3月5日、株式会社EdFusionを設立。
AIやメタバース、ロボティクスなどテクノロジーの進化により常識が大きく変わっていく変革期の中で、子どもたちが自ら挑戦し、本当にやりたいことに出会えるような“原体験”を届け続けている。

実績

取材・紹介

なぜこの活動を続けるのか

人口減少、気候変動、教育格差――

私たちの社会には、さまざまな課題が存在しています。
さらに近年は、AIをはじめとするテクノロジーの進化により、これまでの「当たり前」が大きく変わり始めています。

知識そのものの価値は誰もが手に入れやすくなり、これからは「何を知っているか」よりも、「どう考え、どう行動するか」という“思考の差”が問われる時代になっていくでしょう。

だからこそ重要なのは、自分は何をしたいのか、何のためにそれを行うのか、そしてどのような経験を積んでいくのかを考えることです。

2030年に向けてSDGsの達成が求められる中、これからの社会をつくっていくのは、今の10代・若い世代です。
大人だけでも、子どもだけでもなく、すべての人が社会課題を「自分ごと」として捉える必要があります。

しかし、つまらないことに人は夢中になれません。

だからこそ私は、「社会課題 × 自分の好きなこと」を掛け合わせることの楽しさを届けたいと考えています。

人類が最終的に目指すものは、「ウェルビーイング」――
すなわち、幸せであること、楽しいと感じられることではないでしょうか。

そこで一つ私の出会ったエピソードをお話しさせてください。私はあるイベントをきっかけにAIを知りました。そこで興味を持ちその後、すぐにAIの凄さ、危険さを伝えるために小さなカフェからAIスクールをスタートしました。
そこで出会った、ある一人の男の子がいます。

彼はもともと学校に通うことが難しい子でしたが、コロナ禍をきっかけにパソコンに触れ、プログラミングに出会いました。そこから夢中になり、朝から晩まで様々な言語を学び、作品を作り続けるようになりました。

初めて会ったとき、彼は「こんなのを作ったんだよ」と、止まらない勢いで話してくれました。


その表情は、とても生き生きとしていました。その後、お母さまから「こんなに話す子ではなかった」「学校にも行けるようになった」と聞きました。

私はこの出来事から、強く感じました。
人は、時間を忘れるほど没頭できるものに出会えたとき、本当の意味での幸せを感じられるのだと。

彼にとってはそれがプログラミングでした。
そして私にとっては、起業し、このような活動を広げていくことです。

世の中には、スポーツ、クリエイティブ、テクノロジーなど、数えきれないほどの選択肢があります。
だからこそ私は、子どもたちにまず「選択肢を知ること」を届けたいと考えています。

そして、『自分が本当にやりたいことに出会い、それを楽しみながら社会課題と掛け合わせ、未来を創っていってほしい!』

それが、私たちの目指す教育のあり方です。

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